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はじめに

本ガイドでは、Flight Sheet を使用して、HiveOS 上に SRBMiner-Multi をインストールし、実行する方法を説明します。HiveOS には Web ベースのダッシュボードも用意されており、Quai Network の GPU マイナーを効率的に管理・保守することができます。

必要条件

HiveOS 上で quai-gpu-miner を実行し、有効なブロックをマイニングするには、以下が必要です。

同期済みの go-quai ノード

設定済みの Stratum プロキシ

HiveOS マシン

NVIDIA または AMD GPU

4GB 以上の RAM

環境セットアップ

HiveOS

本チュートリアルでは HiveOS マシンが必要です。マイニングリグへの HiveOS のインストールおよび設定方法については、HiveOS インストールドキュメント を参照してください。

ダッシュボード

HiveOS をインストールしたら、GPU Worker を Farm に設定します。設定後は、HiveOS ダッシュボード から Worker を管理し、Flight Sheet を利用できるようになります。

インストール

Flight Sheet のインストールを開始するには、HiveOS Farm ダッシュボード を開いてください。
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ウォレットを追加

Farm メニューwallets(ウォレット)タブをクリックします。
ページ右側の add wallet(ウォレットを追加)ボタンをクリックします。
ウォレット情報を入力します:
  • Coin フィールドに Quai と入力し、ドロップダウンメニューから Create Quai を選択します。
  • Address フィールドに Quai ウォレットアドレスをコピー&ペーストします。(このアドレスはマイナーでは使用されないため、任意のアドレスで問題ありません。)
  • Name フィールドにウォレットの名前を入力します。
入力が完了したら、右下の「Create」をクリックしてウォレットを作成します。
2

Flight Sheet を追加

Farm メニューflight sheets タブをクリックします。
「add flight sheet」をクリックし、Flight Sheet の情報を入力します:
  • Coin は Quai を選択します。
  • Wallet は先ほど作成したウォレットを選択します。
  • Pool は Configure in miner を選択します。
  • Miner nameSRBMiner-MULTI を選択します。
次に、SRBMiner-MULTI の選択欄の上にある Setup Miner Config をクリックします。
SRBMiner を設定します:
  • Hash algorithm(ハッシュアルゴリズム)を kawpow に設定します。
  • Wallet を %WAL%.%WORKER_NAME% に設定します。
  • Pool URLstratum://EXTERNALIPADDRESS:PORT を入力し、EXTERNALIPADDRESS と PORT を Stratum プロキシの IP アドレスとポート番号に置き換えます。
右下の「Apply Changes」をクリックします。マイナーの設定が完了したら、Flight Sheet に名前を付けて Create Flight Sheet をクリックします。

Flight Sheet を起動する

マイニングを開始する手順は以下の通りです:
  • HiveOS 上の Worker ページにアクセスします。
  • Flight Sheet タブに移動します。
  • 先ほど作成した Flight Sheet を起動します。
HiveOS が Worker マシンに Flight Sheet をインストールして実行するまで、数秒かかります。起動後、SRBMiner は自動チューニング(auto-tune)を実行し、その後最適なパフォーマンスでマイニングを開始します。 HiveOS Worker にログインしている場合、以下のような出力が表示されるはずです。表示されない場合は、hive-console コマンドを実行して正しいビューを開いてください。
これで、HiveOS と SRB Miner を使用し、KawPoW アルゴリズムで GPU による Quai のマイニングが正常に開始されました。